スーツを綺麗に着こなす!ボタンは全部留めないのがコツだった

スーツをかっこ良く着こなしている男性を見ると、トキメク女性は多いと思います。しかし、街中を見ていると意外と間違ってスーツを着ている人は多くいるようです。実は、ボタンのつけ方1つでスマートに綺麗に着こなすことができます。

スーツのジャケットの形には2種類あります。ボタンが2列に並んだダブルフロントと、1列に並んだシングルフロントです。特別な仕立てのスーツでない限り、殆どの場合はシングルフロントのジャケットを使用しているかと思います。

シングルフロントのジャケットといっても、ボタンの数は様々でしょう。ですが、ボタンの留め方には共通する着こなし方があります。それは、一番下のボタンは開けて着用する事です。

これは、スーツを着る際のマナーといっても過言ではありません。日本人の感覚からするとボタンを開けるというのは一見だらしない着方のようにも感じますが、スーツに限っては開けておく事こそが、もっとも正しい着こなし方なのです。

ボタンが2つの場合には、一番上のボタンだけ留めます。3つの場合は、真ん中のみ留めます。中には、一番上のボタンも留めるという人もいらっしゃるようですが、大抵の場合は一番上のボタンは飾りボタンになります。

そして、極たまに4つ以上ボタンがついているジャケットがありますが、この場合でも一番下のボタンだけは留めないようにしましょう。

また、立っている時と座っている時でもボタンを留めるマナーがあります。もちろん、立っている際には、ジャケットのボタンは留めておくのがマナーです。しかし、実は座っている時には、ジャケットのボタンは開けておくのがマナーなのです。

というのも、座った際にボタンを留めたままにしているとジャケットに皺がよってしまい不恰好になってしまうからです。この時、座る直前にモタモタとボタンを外しているのはとてもかっこ悪いです。さりげなく外せるようになれば、よりスマートな大人に見えるでしょう。

ここで、余談ですが就職活動中に座る際にボタンを外すと、面接担当者の中には「生意気だ」と思う方もいらっしゃるようです。その時の場合にもよりますが、特に新卒の方々は座る際にもボタンを留めておいた方が、印象が良い場合もあるようです。

と、ここまでジャケットのボタンについてお話しましたが、ここで重要なのが実はボタンを全て留めないのは男性限定の話になります。女性の場合は、ジャケットのボタンは全て留めるのがマナーになります。

近年、女性の中にもスーツを着て仕事をする人が多くいらっしゃると思いますが女性と男性ではスーツの着こなし方には違いがありますので、注意が必要です。

スーツは仕事の勝負服です。ボタン1つで印象は変わってきますので、ぜひスマートで綺麗な着こなしを目指して実践してみてください。