できればやっておきたい!メガネにも冠婚葬祭マナーがあった!

日本人は世界的に見てもメガネあるいはコンタクトレンズを着用している人が多い国民です。外国人に日本人のイメージを聞いてみると、メガネを着けているという印象が強いことからもわかります。

おそらく、周りを見渡しても殆どの人が自分のメガネを持っているでしょう。ですが、コンタクトレンズが普及しているため、メガネだらけという印象は私達には殆どありません。持っていても、使用する頻度は少なくなっている気がします。

ですが、ファッションとして使用する頻度が多いアイテムでもあります。では、冠婚葬祭場面でメガネを着用する場合、皆さんはどうされていますか?

おそらく、多くの人が手持ちのメガネを使用すると思います。その場合、時と場合によってはメガネの仕様で悪目立ちした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?実は、メガネも冠婚葬祭におけるマナーというものがあるのです。

驚いた事に、殆どの冠婚葬祭マナーが書かれた本やホームページを見てもメガネに対して書いているところは殆どありません。ですが、メガネもファッションの一部です。当然、「ドレスコード」というものが存在するのです。

ドレスコードというのは、その場の雰囲気や礼儀に対して適切な服装の指定を言います。冠婚葬祭においては最も気をつかうところですが、メガネに関してあまり言明されることはありません。

恐らく、殆どの人が1~2本程度したメガネを持っていないため、ドレスコードに併せてわざわざ変えられる人が少ない事があるからだと思われます。それでも、小さなメガネ1つで相手を不快にさせないために、心づかいがあっても良いと思われます。

例えば、葬儀の場合にはあまり派手なフレームのメガネは着用する事は控えたほうが宜しいかと思います。適切なのは、フレームレスや黒ぶち、シルバーやグレーなどの落ち着いたメガネを着用するようにしてください。

反対に、結婚式などの場面ではお洒落なフレームでも大丈夫でしょう。上品に決めたいのであれば、ゴールドやシルバーフレームを着用すると美しく見えます。着物にも合わせやすいので、知的で上品な印象に見えます。

若い人であれば、黒ぶちメガネはお洒落に見えますので、場合によっては着用しても失礼にはならないかと思われます。ただし、新郎新婦が主役なので、あまりド派手なメガネを着用するのは控えたほうが宜しいかとおもいます。

いずれにせよ、冠婚葬祭などドレスコードがある場面では、服装に合ったメガネを着用するのが適切です。普段使用している手持ちのメガネではそういった場面に適さないのであれば、大人の身だしなみとして、1つくらい持っていても損はないでしょう。